サンプル S02 多質点せん断系モデル(制振ダンパー付)
基本情報
建物概要
ファイル名は、(Bサンプル番号、建物番号)_(階数)_(構造種別)_(J 日本語) の形式です。
なお、以下のモデルは、(社)日本免震構造協会編「パッシブ制振構造設計・施工マニュアル」第6章「制振構造の振動解析モデル」のテーマストラクチャーを参考にしています。
B01_04F_LMM: 4層多質点せん断系モデル
基本 | 履歴ダンパー | オイルダンパー | 粘性ダンパー |
B01_04F_LMM | B01_04F_LMM_H | B01_04F_LMM_O | B01_04F_LMM_V |
B02_10F_LMM: 10層多質点せん断系モデル
基本 | 履歴ダンパー | オイルダンパー |
B02_10F_LMM | B02_10F_LMM_H | B02_10F_LMM_O |
B03_20F_LMM: 20層多質点せん断系モデル
基本 | 履歴ダンパー | オイルダンパー |
B03_20F_LMM | B03_20F_LMM_H | B03_20F_LMM_O |
データベース
建物情報には、平面図、立面図、断面図、材料強度など、STERA_3Dの入力の元になった情報が含まれています。
建物情報 (*.pdf) | 入力ファイル (*.stera) | STERA_3D version | 著者 | 更新日時 | |
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1 | B01_04F_LMM | 9.3 | Taiki Saito | 2017.10.08 | |
2 | B02_10F_LMM | 9.3 | Taiki Saito | 2017.10.08 | |
3 | B03_20F_LMM | 9.3 | Taiki Saito | 2017.10.08 |
解説
B01_04F_LMM_H: 4層多質点せん断系モデル (履歴ダンパー)の入力データの作り方
メニューから「オプション」>「建物一般」を選択する。水平X方向の自由度番号(1)を残して、他の自由度番号(2345678)を拘束する。
各層の復元力特性は制振部材として定義するので、メニューから「オプション」>「部材」を選択し、パッシブ制振部材を「考慮する」に変更する。
X方向とY方向のスパンにはダミーの数値を入れる(例えばX方向5000mm、Y方向1000mm)。制振部材(1階にD1、2階にD2など)を配置し、層重量と階高を入力する。4階(D4)まで入力する。
並行して制振部材を配置する。番号は続きの番号(1階にD5、2階にD6など)とする。4階(D8)まで入力する。
奥(D1~D4)が基本部材、手前(D5~D8)が履歴ダンパーである。制振部材のアイコンをクリックして、基本部材(D1~D4、弾性ばね)の特性を入力する。
引き続き履歴ダンパー(D5~D8、バイリニア履歴)の特性を入力する。
(以上)